◇第九回・舞踏会について◇

「今回は舞踏会についてですね!!」
「……やはり女性は舞踏会に興味があるものなのか?」
「そりゃあそうですよ!女性じゃないですけど、僕も一度出てみたいなぁと思います!ね!アリアさん!!」
「はい!!女の子の憧れですよ!!」
「すっげーうまい食べ物とかあるんだろうなぁ!!」
「……ロディらしいな。その言葉は」
「ん?なんか馬鹿にしてるのか?ソレ??」
「いや?……そんなつもりはないが……」
「……そうですよ!!ラグナ様がそんな意地悪言うわけないじゃないですか!!」
「……ムッカー
お前、いちいちつっかかってくるなよなー!!」
「僕は別に……っていうか、ホント単細胞ですねぇ」
「わぁ!!もう!!
それよりどうやったら私が参加できるんですかね?」
「……そうだな。
貴族や騎士、政治家たちの他にも、島で有名なものには招待状が届くようだが……
「……んー。
人気……が必要ってことでしょうか?」
「そうかもしれない。
……君なら招待されるだろうと思っている。舞踏会で会えることを楽しみにしているからな」
「はい!!ラグナさんv」
はっ!!
いつの間にか締めに入ってる!!
「……ロディさんのせいだ……」


続く

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